トレンド部門を新設 グランプリは7月2日に発表
日本文具大賞 事務局(RX Japan株式会社)は25年6月23日、その年の最も優れた文具を表彰する「第34回日本文具大賞2025」の優秀賞12製品を発表しました。
今年も“文具の祭典”がやってきました。34年目の今年は「機能部門」「デザイン部門」「サステナブル部門」に加えて新たに「トレンド部門」を新設。今注目の「推し活文具」や「インバウンド向け製品」など、時代を映す文具がラインアップしました。
注目のグランプリ発表は、7月2~4日まで東京ビッグサイトで開催される「国際文具・紙製品展」の初日 7月2日に行われる表彰式で発表されます。
優秀賞12製品を紹介
【トレンド部門】
文具業界に「新しい潮流」を巻き起こす、革新的なアイデアや技術で文具の可能性を広げる製品を評価する部門
◆推しの予定これ1冊でサポート 推しごと手帳2025年版
(株)ハゴロモ
ライブやイベントなどの現場、雑誌やCDの発売日…推しにまつわるすべての活動「推しごと」が忙しい人向けの手帳。
・マンスリーページ
・チケット情報ページ
・会員情報ページ
・会場リスト など管理可能。
◆日本の美をひと押し。ミニクラフトパンチセット
カール事務器(株)

世界中で愛されているクラフトパンチ。日本の文化や美を反映した独自のデザインを取り入れ、訪日
観光客向けのお土産商品として新たに展開。富士山、盆栽、寿司など、日本の象徴的なモチーフをデ
ザインしています。
◆“好き”をシェアして楽しもう! ミニフォトプリンター
キヤノンマーケティングジャパン(株)
スマートフォンから手軽に写真をプリントできるミニフォトプリンター。シェアだけでなく、リアル
な写真として「残す」「飾る」「贈る」楽しみ方がZ世代を中心に拡大中。写真を通じだ次世代の
コミュニケーションツールです。
【サステナブル部門】
◆ガーナ発のサステナブル鉛筆
(株)DOYA

廃棄されていたカカオの殻を活用して生まれた、ガーナ発のサステナブル鉛筆。1本の購入が、1本の鉛筆としてアフリカの子どもたちに届きます。
◆絶滅危惧種の紙クリップ
やまと印刷(株)
サステナブルな意識を広めることができる絶滅危惧種の紙クリップ。素材は環境にやさしい丈夫な硬い紙で本や手帳のマーキングに最適。
◆ランドセルリメイクリングノート
カール事務器(株)
役目を終えたランドセルを熟練の職人が一点ずつ丁寧にリメイク。6年間の小さな傷やシミも「思い出」として残しつつ日常で使えるリングノートに。
【デザイン部門】
◆手元だけを照らすブッククリップ
サンスター文具(株)

⼿元の狭範囲だけを照らせて周囲にも邪魔をしない設計のクリップ。ライト部分は⾓度の調整もできるように可動式です。
◆罫線が消える!?「書く」に集中できるノート
Information Architects (株)
書くときに見え、読むときに消える“透かし罫線”を搭載。筆記を支えながら、文字に重なると視覚的に背景へと溶け込み、言葉だけを際立たせます。
◆研ぎ澄まされた切れ味を体感せよ
(株)エスディアイジャパン
刃の交換に手間がかかるデザインカッターの課題に着目し、刃を折って使え、手軽に入手出来る利便性と、刃がブレない精密性と軽い切れ味を実現。
【機能部門】
◆40枚まで可能!厚い書類も軽く・美しく・しっかりとじる
マックス(株)

とじた針を2段階で曲げる“先曲げフラットクリンチ機構”で「軽とじ・静音・低衝撃」を実現。針の目立たない美しい仕上がりにも注目。
◆ブレず、軽い力で濃く書ける
ゼブラ(株)
不安定な場所でも濃く書けて使いやすい筆記振動ブレを防ぐ「ブレンシステム」を搭載。ユーザビリティを追求したZEBRAのこだわり製品。
◆心地よい「切る」体験を提供
コクヨ(株)
ハンドルに対して刃を傾けて成型する業界初の『傾斜インサート』構造を搭載。利き手を問わず切りやすいハサミ。